ストレス社会に生きる私たちへ 〜仕事・恋愛に大きく影響する自己肯定感について〜

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みなさん、こんにちは。
『美学の時間』管理人の鈴です。

今日は、『ストレス社会に生きる私たちへ 〜仕事・恋愛に大きく影響する自己肯定感について〜』
と題しまして、少しでも生きやすくなる自己のもちかたについてお話したいと思います。

そもそも自己肯定感とは?
「自己肯定感」は、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉、生き方やあり方を肯定的にとらえられること、などこのような表現をされています。シンプルに考えると、自己を肯定している、となります。
反対語の「自己否定感」と比べると分かりやすくなりますが、自己(自分)を否定しているのが自己否定感ですので、自己肯定感は、自己(自分)を否定していない状態ともいえますね。

自己肯定感は白黒ではない…
自己肯定感は、あるかないかの白黒ではなく、とても高い・高い・まぁまぁ高い・普通・ちょっと低い・低い・すごく低いといったぐあいに、幅があると捉えると分かりやすいと思います。
またこの幅は、仕事においても恋愛において、また家族内においてなど様々な場面によって異なると考えた方が良いと思います。
分かりやすい例を挙げるのならば、仕事をバリバリと頑張っている女性は、仕事に対しては結果を出す!という自信、すなわち自己肯定感はとても高い状態だと言えますが、一方恋愛となると、女性として自分の魅力に自信がなかったり、スカートやワンピースなど女性らしい恰好をするのが恥ずかしいなど自己否定の状態といったような具合です。
白黒はっきりするものではなく、自分の中にもいろいろな状態が混在していると
考えてみましょう!

自己肯定感が低い人ほど「低い」と認められない…?
自己否定感が低い人は、自分に対して低い評価をしているにも関わらず外部から低い評価を受けることを嫌ったり恐怖心を持ったりします。
そのため、「あなたも自己肯定感が低い可能性がある」と、例えばこの記事で
当てはまる部分があったとしても、「私はそんなことはない」と考えるのではないでしょうか。
なぜならば、「低い」ことは「悪い」ことだと考えているからでは?
少し厳しいことを申し上げますと、「私はそんなことない!と思っている時点で、すでに自己肯定感が低い証拠なのだよ。」ということなのです。
ですがここで、深堀したいのが、どの場面において自己肯定感が強く、どの場面では肯定感を持つことができているか?と冷静に切り分けてみることが大切です。

あなたの自己肯定感は?下記のチェックシートで見てみよう!
どれか一つでも当てはまるものがあれば、自分自身を否定する気持ちが心の底にある可能性があります。数が多いとすごく低いというわけではなく、一つだけでもとても大きな影響を与えていることもあるのです。
もしチェックする中でも、「当てはまると思いたくない」という気持ちがわいてきたらそう思ってしまう気持ちに蓋をせず、その気持ちの存在に気づいてあげて下さい。

自己肯定感との向き合い方
(1)苦手分野に気づこう
勉強にも得意分野と不得意分野があり、不得意分野がある人はすべて「勉強ができない人」と判断させるわけではありませんよね。
それと同じように、自己否定をしてしまっている部分があったとしても、あなたの存在すべてを否定しているのではないということをまずは忘れないで下さい。
その上で、自己肯定感というくくりの中でどの分野に苦手があるかを見つけるには、勉強に当てはめて考えると分かりやすいでしょう。
どの教科が苦手か?にまず気づき、どうして苦手なのか?
どの部分が苦手なのかをさらに細分化していきます。
まずは、仕事の場面・恋愛の場面・家族の場面、またはそれ以外といった具合に、大きく分けてみたときに自分の否定感はどこにありそうでしょうか。

(2)苦手の深堀り
数学が苦手!と気づいても、その中でも体積を求めるのが苦手なのか、
分数の割り算が苦手なのか、と深掘りしていきましょう。
例えば、仕事分野は自信を持てそうだけど、恋愛分野に苦手が多そうだな。
恋愛分野でも、「女性らしくいる」ということに拒否反応がありそう。
スカートはいたり、ワンピースを着たり、女性らしい恰好をすることは、「男性に媚びを売っている」ようで嫌だなと感じる。
なぜ媚を売っていると感じるのかというと...という具合に、「なんで?」を3回繰り返して考えてみましょう!

(3)肯定も否定もしない
どの分野が苦手か?の深掘りができたら、その苦手をポジティブに変換しよう!
とする必要はありません。
「そうか、自分ってこういう気持ちがあったんだな」と気づくだけでOKなのです。
そして、「変化する必要はない」「そういう気持ちを持っていてもOK」と、今の状態をそのまま気づくことだけに専念しましょう。

(4)少しだけ口に出してみる
上記の3番まで進めば、まずはOK!ですが、さらに自己肯定と向き合いたい場合は、気づいた気持ちを家族や友達に話してみましょう。
口にするのが恥ずかしい場合は、SNSに書き込んだり、ブログにしてみたり、何かアウトプットできれば方法は何でもOK。
その際も、「こういう自分って駄目だよね」という表現ではなく、「私ってこう
考えるところがあったんだよね~」と、オチのない話をしてみましょう!
言葉にすることで、もう少し深掘りできたり、新しい気持ちに気づいたり、または少し気が晴れたよう気分になるかもしれません。

まとめ
自己肯定感が変わってくると、仕事への不満がなくなったりパートナーとの
関係性がよくなったり、周りの環境も確実に変わってきます。
しかし、成長してステージが上がると、環境や付き合う人など様々な変化の中で
今まで感じもしなかった新しい劣等感や罪悪感・コンプレックスなど、
新しい課題が現れることがあります。
自己肯定感は高いか低いかという一直線上を上下に移動するものではなく、
波のようにずっと変化し続け、そして向き合い続けていくものなのかもしれません。
その変化を楽しめるようになると、人生そのものの捉え方すら変わってくるのです。

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