【第1弾 ベネチア】3都市完全制覇!姉妹旅行inイタリア

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みなさん、こんにちは。
『美学の時間』管理人の鈴です。

長らく、記事の更新が出来ておらず、今日やっと書けることが嬉しくてたまりません。
 
実は私、先日姉と8日間のイタリア旅行へ行ってきました!
念願のイタリア!
そして年に1回は行こうと決めている姉妹での旅行!
とても素晴らしい旅となりましたので、これからイタリア旅行を計画している方や、旅行好きな方に
少しでも有益な情報をご提供できればと思っています。
 

スケジュール

▶︎ 9/18
成田国際空港発 ー レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港(フィウミチーノ空港)着 [乗り継ぎ] ー ベネチア・テッセラ空港(マルコ・ポーロ空港)着 ー ベネチア メストレ駅着 ー ホテルチェックイン ー 就寝
▶︎ 9/19
ベネチア自由行動
▶︎ 9/20
ベネチア メストレ駅発 ー フィレンツェ S.M.N(サンタマリア・ノベラ)駅着 ー ホテルチェックイン ー 午後から自由行動
▶︎ 9/21
フィレンツェ自由行動
▶︎ 9/22
フィレンツェ S.M.N(サンタマリア・ノベラ)駅発 ー ローマ テルミニ駅着 ー ホテルチェックイン ー 午後から自由行動
▶︎ 9/23
ローマ自由行動
▶︎ 9/24
夕方ホテルチェックアウト ー ローマ テルミニ駅発 ー レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港(フィウミチーノ空港)着
▶︎ 9/25
成田国際空港着
 

ベネチア

ベネチアとは?

イタリア共和国北東部に位置する都市で、その周辺地域を含む人口約26万人の基礎自治体です。
そしてヴェネト州の州都、ヴェネツィア県の県都です。
中世にはヴェネツィア共和国の首都として栄えた都市で、「アドリア海の女王」・「水の都」などの別名をもちます。
英語では「Venice」と呼ばれ、これに由来して日本語でもヴェニス、ベニスと呼ばれることもありますよね。

ベネチア市街

ヴェネツィアは、アドリア海の最深部、ヴェネツィア湾にできた潟「ラグーナ」の上に築かれた、運河が縦横に走る水の都です。
ヴェネツィア本島は大きな魚のような形をしており、本島全体が小さな島々からできています。
その真ん中を全長約3kmにおよぶ逆S字形の「カナル・グランデ」がヴェネツィアの北西から南東へ、市街を2つに分けながら湾曲して流れています。
150をこえる運河が177の島々を分け、運河には400におよぶ橋がかかっています。
また市街地と南端のジュデッカ島の間には幅約400mのジュデッカ運河があります。
地上では、迷路のように狭くて曲がりくねった路地や通りに自動車は入れず、橋も歩行者専用です。
何世紀もの間市内の輸送をになったのは、ゴンドラと呼ばれる手漕ぎボートでした。
今は水上バスやフェリーが市民や貨物を運んでいますが、ゴンドラも観光に利用されています。
ヴェネツィアは、6区を意味するセスティエーレから成り、ドルソドゥーロ、サンタ・クローチェ、サン・ポーロ、サン・マルコ、カンナレージョ、カステッロの6つの地区に分かれています。
干潟に建物を建てるため、大量の丸太の杭を打ち込みそれを建物の土台としました。
そのため、”ヴェネツィアを逆さまにすると森ができる”(地中に丸太が乱立するがごとく大量に打ち込まれたため)、と言われているそうです。
かつては海上に浮かぶ孤島でしたが、オーストリア帝国治世下の1846年にイタリア本土との間に鉄道が敷かれ、後に自動車用道路の「リベルタ橋」も架けられ、イタリア本土との往来は容易です。
ただし、ヴェネツィア本島内は自動車での移動は不可能であり、自転車の使用も禁止されているそうです。(乳母車、車椅子は可。また、カンポと呼ばれる広場では子供用自転車の乗り回しは可。)
そのため、車はリベルタ橋を渡ってすぐの所にある「ローマ広場」の駐車場に置いて、島内を徒歩か船舶で移動することになります。
車が入れず、一方で運河が発達していることもあり、主な交通機関は必然的に船です。
水上タクシー、水上バス、渡し船などが運河を用いて頻繁に運行されています。
なおゴンドラと呼ばれる手漕ぎの舟がヴェネツィアでは有名ですが、現在では一部の渡し船を除き観光用途で運航されています。
交通に運河を用いた水上交通が頻繁に用いられることから、運河に面した玄関を持つ建物も多いです。
また警察や消防、救急輸送も車に代わり、船舶を用いてその業務を行っているとのことですから驚きですよね。
現代のヴェネツィアは、他地域への人口流出、水害や地盤沈下、大気や水の汚染、建造物の老朽化など多くの問題に直面しているそうです。
1966年の大水害の後には、歴史的な町を守るための国際的な運動がユネスコの主唱で組織されました。
大潮、低気圧、そしてアドリア海の東南から吹く風「シロッコ」の3つの要因が重なると、「アックア・アルタ」と呼ばれる異常潮位を起こす高潮がヴェネツィア湾で起こります。
このとき、ヴェネツィアの街中まで水が入り込み、特に一番低い「サン・マルコ広場」は水没します。
過去に北の対岸の本土マルゲーラ地区で工業用の地下水のくみ上げが行われたことにより地盤沈下が起こり、アックア・アルタによる浸水の水位が1m以上になったこともあるようです。
建造物の沈下は、地下の帯水層の流出が原因とされるため、地下水使用の制限やアルプスからの水道の導入などで対処しているとのことです。
更に今後の地球温暖化によって海面上昇が加速されることとなれば、将来ヴェネツィアの街全体がアドリア海に水没してしまうことが懸念されています。そんな悲しい事態にはどうにかならないで欲しい…
水没を防ぐために、アドリア海との間の3カ所に可動式の防潮堤を設ける「モーゼ計画」が提案され、工事も着手されていますが、環境やヴェネツィアの潟に与える影響が懸念されるため、市長や多くのヴェネツィア市民の反対もあるそうです。

ホテル

ホテルはまずまずといった感じです。
無料wifiも繋がります。
若者が泊まるには十分ですが、両親などご年配の方と一緒に宿泊される場合はホテルは慎重に選ぶことをオススメします。(※ホテル名は伏せさせて頂きます。)
私たちの確認不足ですが、お部屋にドライヤーがありませんでした…
ロングヘアーの私は焦りましたが、ここは湿度の高い日本ではなく、湿度の低いカラッとしたイタリア!!
1時間程度の自然乾燥で、問題なくいつも通りのヘアースタイルに!
朝食は無料で7時〜10時まで。
さすがのイタリア!エスプレッソに始まり、数種類のパンに、数種類のハムたち。
果物も、丸ごと1個の林檎にプラム…
バターも格別に美味しく、さすが食品添加物等に厳しいヨーロッパだけあります。
素材そのままの味といった表現が正しいのか分かりませんが、本当に無駄な味がしない。
とにかく優しい味です。

観光

メストレ駅から、ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅へ移動。

水上ゴンドラのチケットを購入し、いざ出発!

とても気持ちの良い船旅です。
普段は東京という近代的な環境で過ごしている私は、何だかおとぎの国に来たような、テーマパークに来たようなそんな気持ちになりました。
 
サン・マルコ広場へ到着!

素晴らしすぎて、なんと表現したら良いのか分かりませんでしたがとにかく美しく、姉と本を見ながら、「あれがこうで、あそこはこうなっていて…」などじっくり観察しました。
時の流れがゆっくりとはこういうことなのか!と初めて感じたように思います。
 
有名なFLORIANを記念に。
ぼったくられるという噂を聞いたことがあるので今回は写真撮影のみ。

 
そろそろお腹が空いてきたということで、あてもなく移動。
見えて来ました、リアルト橋!

大勢の観光客で賑わっています。活気があってとても素敵です。
 
やっとのお昼ご飯。

陽気で明るいお兄さんがお出迎え。
ラザニアと生ハムメロンを注文。
本場だけあって、とっても美味しく頂きました。
 
このあとも散歩です。
この旅行を最高なものにするために、今回GoProカメラをレンタルしていきました。
もう完全な、街歩きでウキウキドキドキが止まらず最高な想い出になりました。

全てが絵になるこの街。
 
そして、発ヴェネツィア・ビエンナーレへ!
イタリアのヴェネツィアで1895年から開催されている現代美術の国際美術展覧会です。
イタリア政府が後援するNPOであるヴェネツィア・ビエンナーレ財団が主催し、二年に一度、奇数年に、6月頃から11月頃まで開催されています。
ビエンナーレとはイタリア語で「二年に一度」を指すんですよ!
この展覧会は、万国博覧会や近代オリンピックのように国が出展単位となっており、参加各国はヴェネツィア市内のメイン会場となる公園やその周囲にパビリオンを構えて国家代表アーティストの展示を行います。
国同士が威信をかけて展示を行い賞レースをすることから、「美術のオリンピック」とも称されています。
ビエンナーレには美術部門だけでなく、映画部門・建築部門・音楽部門・演劇部門・舞踊部門があります。
毎年ヴェネツィアで開催されているヴェネツィア国際映画祭と国際演劇祭、美術と同じ会場で偶数年に開催されている国際建築展覧会・ヴェネツィア建築ビエンナーレ、フェニーチェ劇場で行われる国際音楽祭、国際舞踊祭もヴェネツィア・ビエンナーレの一部です。
私、最高な体験をしました!
とてつもなく広く、各ブースが転々とあり全てを周り切ることは出来ませんでしたが、スイスを筆頭に、日本その他の国の作品を鑑賞することが出来てとてもよかったです。
2年に1度のこの展覧会。是非次回も行きたい!と思いました。

みなさんも開催期間が合えば、是非行ってみて下さい!素晴らしい体験ですよ!
 

その後

歩きに歩き周り足も限界とのことで、20時頃、ホテルに戻りバタンキューです。
とても良い1日となりました。
 

まとめ

ベネチアはとても狭く、観光名所がまとまっているので本当に観光がしやすいです。
歩いて端から端まで行けるのですから!
そして、ザ・イタリア!というような、真っ青な空に美しい建物、観光客の浮かれた声に、陽気なイタリア人の接客boy、そして時が止まっているかのようなゆったりとした空間。
たった1日間の観光でしたが、思う存分ベネチアを満喫しました。
 
次回はフィレンツェの旅の模様をお話致します。

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