森林浴の驚くべき効能

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みなさん、こんばんは!
『美学の時間』管理人の鈴です。

今日は、森林浴の驚くべき効能についてお話させていただきます。

森林浴には、癒しの効果だけでなく、身体にとってとても嬉しい効果がたくさんあるんです。

特に、NK細胞と言われる免疫力を高めてくれる細胞が活性化されるという凄い効果があるんです。

1. ストレス解消や癒し効果

森林の緑色

緑色は安定や調和を表す色と言われています。
安心感を与えるという心理的効果があります。
インテリアやオフィスに緑を取り入れるのもまさに緑のリラックス効果を期待してのこと。
緑は中間色でありバランスのとれた色彩で、感情面での慰めを与えてくれます。
心の乱れやストレスに対する反応を鎮めて鎮めてくれる非常に素晴らしい色なのです。

フィトンチッド

森林の中に入ると、ふわりと「いい匂い」がして清々しい気持ちになりますよね。
この匂いに包まれると、思わず深呼吸をしてたくさん空気を吸いたくなるほど気持ちがよくなりますよね。
体の内面からリラックスするのを感じることができますよね。
「森林の香り」、これは森林には樹木から発散されている成分「フィトンチッド」が豊富に漂っているためと言われています。
樹木にとってフィトンチッドの分泌は光合成と同じくらい大切で、生きていくために様々な働きをするのだそうです。
細菌や虫に侵されないようにしたり、他の植物への成長阻害をしたりすることで、自らの身を守るための成分なのですが、
これが人体にとっては非常に有益な作用をもたらします。
自律神経を安定させたり、精神的な落ち着きを感じさせるのはこのフィトンチッドの作用。
フィトンチッドが森の空気を浄化しているんですね。

マイナスイオン

マイナスイオンを含む空気を体内の取り込むことで、脳内がα波の状態になりリラックス効果があることが知られています。
森林の中の滝や小川など水のある所から発生しているとされるマイナスイオンが森の中で充満しているため、
森の中にいると体が軽く快適感を感じることができると言われています。

せせらぎゆらぎ

自然界には様々な音が溢れていますが、そのリズムは「1/fゆらぎ」を持っています。
それは、完全に規則的でも、完全なランダムでもない、適度なゆらぎを持つリズムです。
人がこのリズムに触れると同調し、非常に心地よく安心感を得ることができるのです。
自然界が奏でる「音」にも、リラックス効果があるんですね。

2. その他の効能

・ストレスホルモンの減少で、「緊張」「うつ」「怒り」「疲労」などの状態を緩和させる
・副交感神経の活動が高まることにより、リラックスした状態を作る
・最高血圧、最低血圧、脈拍数を低下させる
・自律神経の調整
・抗がんタンパク質が増加する
・免疫機能がUP!

3. NK細胞

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、ガン細胞や体内に侵入してきたウイルス細胞などを攻撃し退治してくれるリンパ球の一種で、健康を維持していくために必要不可欠な免疫機能です。
ナチュラルキラー細胞は、生まれながらに殺傷力を備えており、外敵が入ってくると、即座にやっつけてくれるのです。
ナチュラルキラー細胞が元気だと、風邪や感染症にかかりにくくなり、ガンに侵されにくくなると言われています。
なので、健康維持のためにはこのナチュラルキラー細胞を活性化させることが非常に重要なのです。

4. まとめ

このストレス社会に生きる私たち。
アスファルトの上を、コツコツと早足で歩く毎日。休日は、そんな日から解放されて、緑を求めてお出かけするのはいかがでしょうか。

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